フォーミュラe 2019 ローマePrix

フォーミュラe 2019 ローマePrixの感想です。

まず、予選ですが、スーパーポールの開始のタイミングで雨が降り始めたのは予想外の出来事でした。やはり、路面が濡れてしまった影響でブエミをはじめ、コーナーを曲がり切れなかったり、ブレーキングがうまくいかなかったりしていなかったので、難しい予選になったのではないでしょうか。

その中で、少しリアが流れたりしたのにPPを獲得したロッテラーはさすがだと思います。リアが流れてもタイムロスを最小限に抑え、走り続けることができるというのはさすがとしか言えません。

決勝は、やはり濡れた路面の状況はそこまで改善していなかったようで、スタートからリアが流れる車が多々あったように見えました。その中でも、6位から4位へブエミは順位を上げておりよかったと思います。

そして、はじまってすぐに多重クラッシュが起きてレッドフラッグが出たのも狭い市街地コースで他のカテゴリーと比較して接触が多いフォーミュラーeならではなのかなとも思います。

結果としてはレッドフラッグ明けにロッテラーがエバンスに抜かれ、エバンス1位、ロッテラー2位、バンドーン3位という結果になりました。ブエミもレッドフラッグ明けのほかの車のアタックモードでの猛攻を防ぎ切り5位を獲得しました。

今回はレッドフラッグが出た以外はそこまで大きな問題はなかったように見えました。トップはクリーンなバトルを繰り広げ、中団勢も終始バトルを繰り広げていたように感じます。また、今回はカメラワークなどもちゃんとしていたように見えました。

次戦もどのような接近戦が繰り広げられるのか楽しみなところです。