2019年SuperGT第2戦 富士500kmレース予選
スーパーGT 2019 第2戦 富士 500kmレースの予選を現地へ観戦しにいきました。
レースを現地に見に行くのは、去年のスーパーGT最終戦のもてぎ以来だったので、エンジン音などでテンションが上がりっぱなしでした。
晴れており気温自体も高く、暑い状況でした。
まずGT300です。
GT300は全体的にGT-Rのエヴォリューションモデルが調子がよさそうな印象でした。岡山の予選から感じていましたが、今シーズンはGT300でもいけそうな雰囲気です。
また、#25 HOPPYも事前のインタビューなどで話していた通り、ヨコハマタイヤの新兵器を導入したとのことでしたので、2位という結果に納得です。
#56 リアライズGTRも参戦2戦目でPP獲得というのは、平峰選手のドライビングがよかったのはありますが、車両の戦闘力が高かったというのも理由にあると思います。このまま経験を積めば今シーズンは難しくても来シーズンにチャンピオンを狙うこともできるのではないでしょうか。
決勝では#25 HOPPYがおそらくタイヤ無交換を行ってくると思うので、優勝を狙えるのではないでしょうか。しかし、GT3勢は速さもあるので、タイヤ交換のロスタイムを入れてもレースペースに差が出るようではMC勢が優勝するのは厳しい部分もあると思います。また、去年からGT3勢もタイヤ無交換をするようになってきたので、どこまでタイヤをいたわりながらレースペースも落とさないようにするのかという部分が勝負のカギになってくるのではないでしょうか。特に今回は500kmレースで距離も長いので。
次はGT500です。
まさかの#23 MOTULE AUTECH GTRが2戦連続PP獲得。
公式練習のペースは悪くはなかったので、期待していなかったといえばうそになりますが、まさかでした。Q1がギリギリのタイムで突破だったので、これはダメかなと思っていたのですが、いつものロニー選手の念入りなタイヤへの熱入れから一発でミラクルタイムを出し、今回はコースレコードも更新という圧巻のドライビングでした。
また、今回も日産勢は軒並み調子がよさげでしたので、今シーズンはチャンピオン狙えるのではないでしょうか。逆にホンダ勢は#1 レイブリックがQ1敗退したように少し手こずっている印象です。富士スピードウェイをホームコースにしているレクサス勢も2番手を獲得した#37 Keeperを筆頭として調子はよさそうに見えます。しかし、このコースを得意としている#38 ZENTの立川選手が8位というのは少し心配になる状況です。
このまま#23がポールトゥウィンをしてくれればよいのですが、今回の予選結果が去年の8月の富士500マイルレースと似ており、少しレースペースやタイヤ劣化が心配になってきます。しかし、今回は去年の結果を踏まえてるのですから、表彰台日産勢で独占目指して頑張ってほしいと思います。