SuperGT2020 富士公式テスト
SuperGTの富士公式テストが6/27、6/28に行われました。
コロナの影響で3月に行われる予定だったのが延期になっていたのですが、
ついに2020年シーズンの開始が近くなってきた感じがしてきます。
無観客で行われたため、テレビでの観戦になりましたが、
やはり実際に走っているのを見るのはテレビ越しでもやっぱりテンション上がりますね。
特に、今シーズンは富士でのレースが4戦あるため、今回のテストの重要度は相当高いと思います。
で、実際に見ていた感想として、GT500のスープラとNSXは調子よさそうと感じました。スープラは今シーズンから新車を投入しており、NSXは今までミドシップだったのをFRへ変更しており、今シーズンまだそこまで走行していないのでトラブルがもう少しでるかなと思いましたが、逆にGT-Rでトラブルが多発していた気がします。やはりGT-Rは熟成しきっており、今まで取らなかったリスクもとらなければならなくなったため、トラブルが出るようになっているのでしょうか。
また、今回のテスト2日間のタイムでいうと、GT-Rは軒並み下位に沈んでおり、やはりスープラ、NSXと比べて大きく出遅れている感じがします。走りを見ている感じでも、GT-Rはコーナー出口で安定さを欠いている部分が多々あり、自信をもって加速ができていない印象がぬぐえませんでした。スープラはLC500と同じようにGT500で勝つために作られた車という印象です。NSXももともとスーパーカーとしての空力ポテンシャルはあったと思いますし、今年からミドシップのハンデもなくなったため、速さはあると思います。やはり、GT-Rというブランドは大切だとは思いますかが、そろそろ日産は空力面などを考え、新しい車種を導入するべきではないでしょうか。Jsportsの中継でも由良さんが言っていたように、普通の車としてはGT-Rはレベルが高いが、さすがに空力の面で不利になってきているのだからという話と同じことだと思います。やはり、直近でいうと新型フェアレディZが出るタイミングがチャンスではないでしょうか。さすがにR36 GT-Rを開発しているとは思えませんので。
現在、日産勢はうまく現在の規定へ対応できておらず、暗黒期に入っていると思われます。この暗黒期を脱出するためにも根本的に車体の見直しを考える時期に来ているのではないでしょぅか。
まあ、今回のテストでは力を隠していて、開幕戦からGT-Rが連勝する可能性もあるので、開幕戦は楽しみにしています。
あわせて、今週末からついにF1も開幕します。しかも、去年レッドブルが劇的な勝利をったオーストリアGPから開幕です。開幕戦の走りを見ないと何とも言えないですが、自分は今年はフェルスタッペンがチャンピオンを獲る可能性は高いと考えているので、今からこちらの開幕戦もものすごい楽しみです。