こーめいの趣味の話

モータースポーツを観戦しての個人的な感想を書いています。たまに他の趣味の話をすることもあります。

F1 2019 カナダGP 決勝

F1 2019 カナダGP 決勝レースの感想です。

レース自体は月曜日には見ていたのですが、感想を書くのが少し遅れてしまいました。

 

レースの内容自体としては少し後味の悪いレースだったかなと思います。

まさかのメルセデス開幕から7連勝、ハミルトンは3連勝目というのはさすがです。

予選の記事のときに書いたフェラーリが何かミスしなければ…というのが本当になってしまったのが残念なところです。

今回、レースの内容自体は面白く見ごたえがあったように感じました。

 

ホンダPU勢の4台は全体的にあまりいいところがなかったように見えました。

フェルスタッペンは予選のミスをカバーして5位まで順位を上げましたが、逆にガスリーは5位スタートから8位まで順位を落としてしまったのは残念でした。ピット戦略でミスがあったとしてもこのコースで6位まで順位を上げることができなかったのは少し厳しいかなと思います。今回、ルノー2台の調子がよかったのもありますが、せめてその2台とのバトルをみたかったと思います。

トロロッソはクビアトが最後にサインツオーバーテイクしたシーンは見ごたえがあり、かっこいい抜き方だったと思います。アルボンはスタート直後の接触の影響でリタイアというのは残念でしたが、あの場面では少しスピードを落としてリスクを避けるのも必要だったのではと見ていて思いました。去年も何度か似たシーンがありましたが、相手が引いてくれるという楽観的思考でドライブして、クラッシュしてしまっては元も子もないと思いますので、そのあたりの線引きは今後の課題ではないでしょうか。去年、フェルスタッペンは何度かこのことで痛い目にあっていたので、今年は本当に成長しており、そのような場面に遭遇しても落ちいて対応できているように感じます。

 

今回、終始ベッテルがレースを支配しており、トップも譲らない状況でしたが、後半のハミルトンからのプレッシャーでミスを犯し、コースへ復帰する際に2位のハミルトンへ幅寄せしたとのことでタイムペナルティ+5秒を課せられました。それにより、2位ハミルトンとのチェッカー時のタイムで5秒差をつけられなかったことでハミルトンに逆転されてしまいました。このベッテルに課せられたペナルティについてはいろいろな人から賛否両論が言われています。

自分としては、F1GPニュースで川井さんが言っていたような、今回のレースでのタイムペナルティではなく、次のレースでのグリッド降格などでよかったのではと思います。ベッテルの今回のミスは故意に幅寄せをしたとは言い切れないと思いますし、グリーンへ飛び出し、そこから復帰した時にはグリップはすぐには戻らないでしょうし、不可抗力という側面も大きかったように見えました。また、ハミルトンも真後ろからベッテルの状況を見ていたのだから、あそこでスピードを落とさなかった時点で接触のを追ってまでオーバーテイクしようとしていたと判断できるのではないでしょうか。特に今回は接触しなかったのですから、決勝レースでの順位が変動するようなペナルティは出すべきではなかったように感じます。

 

次回はフランスGPです。

レッドブルが車体面のアップデート、ホンダがPUのアップデートをするとの話が出てきています。カナダGPではルノー勢に追いつかれている印象がぬぐいされなかったので、アップデートの効果を発揮して、またトップ2との差を縮めてほしいと思います。