2019年SuperGT第4戦 タイ300kmレース決勝
2019年スーパーGT タイ300kmレースの決勝をリアルタイムで視聴しました。
全体的に各所でバトルがあり見ごたえのあるレースでした。また、SCが一回出たため、後半にGT300が団子状態になっているところでGT500のバトルが見れたのも、見ている方としては面白かったです。
路面温度も高い中、タイヤ戦略をどうするのかが見どころのレースとなりました。
GT500
#6WAKOSがポールトゥウィンを決めました。今回、決勝ペースではレクサス勢がすごくよかった印象です。表彰台をレクサス勢で独占ですし。
しかし、今回のレースは同士討ちが多かったような気がします。
ホンダ勢は#1レイブリック、#8ARTA、#16MUGENの3台が同士討ちで接触しリタイア、レクサス勢も#36auと#37Keeperも若干同士討ちチックなことになってしまいました。これがなければ上位がレクサス独占となっていたので若干残念でした。
しかしホンダ勢はあまりペースが良くありませんでした。コースの相性的にあまり良くなかったのでしょうか。#17KEIHINはタイヤ無交換を行いましたが、やはり終盤、タイヤがもたずペースを落としてしまい入賞圏外まで落ちてしまいました。
日産勢ですが、全体的にペースは悪くはなかったと思います。#24リアライズも入賞一歩手前の4位になりましたし、#3クラフトスポーツもタイヤの熱入れに時間がかかっていましたが終盤にベストラップを連続して更新したりしていました。#23MOTULEは何かトラブルでもあったのでしょうか。終盤、急にペースが落ちていき、そこそこギャップを築いていた#64Module NSXに抜かれてしまっていました。可能性としては、タイヤが熱ダレを起こしていたかといのうが考えられます。もしくは、スピンか接触をしてしまったというのもあるかもしれません。
GT300
やはり#25HOPPYは厳しかったですね。直線での最高速の差で抜かれていた印象です。今回、予選から引き続きGTR勢がペースがよかったです。
終盤までトップ3がすべてGTRだったので、もしやこのまま表彰台をGTRで独占か、と思っていたのですが、#11GAINERは最終ラップでスピンがあり8位フィニッシュでした。しかし、終盤の#56リアライズと#10GAINERのトップ争いは見どころがありました。GT500をうまく使って#10GAINERがオーバーテイクを決めたのはさすがの一言です。同じチームの#24リアライズに引っかかって抜かれてしまったというのは少し残念でしたが。
次は真夏のロングレース、富士500マイルレースです。#23MOTULEは今回ノーポイントだったため燃リスがないため、ウェイトが重くても少し有利なのかなとは思いますが、もし今回ペースが落ちていた理由が路面温度の上昇に伴うタイヤの劣化だとしたら、去年の二の舞になってしまう可能性もあるのでその点が心配です。