こーめいの趣味の話

モータースポーツを観戦しての個人的な感想を書いています。たまに他の趣味の話をすることもあります。

スーパーGT2020 Rd.3 鈴鹿

スーパーGT2020 Rd.3 鈴鹿の予選と決勝をリアルタイムで観戦しました。

2017年の1000kmレース以来、久しぶりの夏の鈴鹿ということで波乱が多いレースだったと思います。

 

 

・予選

ドライコンディション
路面温度は50度近くになっており、まだまだ上がりそう

300 Q1
Group A

BRZ ARTA ホッピー 初音ミクが敗退
グリーンブレイブはウェイト載せているはずなのに、5番手タイム
今回プリウスの調子がよさそう


Group B

LEON、マッハ車検が敗退
11ゲイナーがトップタイム
ランナップが3番手タイムを出していたが、四輪脱輪でタイムが抹消
LEONが繰り上げでQ1突破へ

500 Q1
モチュールGTRは2機目のエンジンを入れ、練習走行では2番手タイムをだした
 前回、エンジンが壊れて意図せず壊れたとのこと また、前と同じものでスペックは変わってないらしい

NSXARTA以外Q1突破
GTRはモチュールだけがQ1突破
スープラはゼント、ワコーズ、ウェッズが突破


300 Q2
リアライズがトップタイムを出したが、四輪脱輪でタイム抹消
31プリウスがPP
リアライズは3番手
グリーンブレイブは5番手


500 Q2

モデューロがPP
2番手モチュールGTR
3番手ゼント
モデューロとモチュールは0.4秒差があって、レースペース次第だが、この差だと決勝も厳しそう

 

・決勝

ドライコンディション 気温も路面温度も暑そう 路面温度は48度

87ウラカンはピットレーンスタート

1 スタート直後からモチュールがもうプッシュしており、モデューロの後ろにつく
  後半セクションでは少し離される
  30プリウス ダンロップコーナーでクラッシュ
  BRZとの接触で押し出され、そのままコースアウト
  SC

5 SC終了 レースリスタート
 レッドブルNSXが最終コーナーでコースアウト 左リアタイヤがなくなってる
  ピットレーン出口でストップ
 ゼントがシケインモチュールオーバーテイク

6 GBスープラがたかのこRCFをオーバーテイク

9 カルソニックピットイン ガレージへ ペースが遅かったので何かトラブルの模様
 レイブリックがケーヒンをシケインオーバーテイク

11 トップ争いの差が縮まってきている モデューロ、ゼント、モチュール
  シケインでゼントがモデューロをオーバーテイク
   ゼントは押し出される形でシケインをショートカット

12 ゼントは順位をモデューロへ戻す

13 ヘアピンでゼントをモチュールが外側からオーバーテイク

14 モチュールのブレーキング時の挙動が少しおかしい
   おかしかったのはブレーキング時にゼントと軽く接触があったためのよう

15 モチュールがモデューロをオーバーテイク
  モデューロはペースを落として大きく順位を落とし7番手へ

16 スプーンでレイブリックがゼントをオーバーテイク
  レイブリックはペースがよさそう

17 SC
バックストレッチにバンパーが落ちてる
   500のリアライズのフロントがなくなってる

20 カルソニックもリスタートしているもよう

21 SCは2番手のレイブリックの前で入ってしまったため、モチュールがホームストレートでそこそこ待たないといけなくなっている
  ゼントにミッショントラブルが出てきているらしい

22 ホッピーがピットイン タイヤを交換 2ストップ?

23 SC終了
  ゼントはガレージへ

24 レイブリックがピットイン
  500のリアライズもピットイン

25 モチュールピットイン

28 モチュールレイブリックの差がどんどんつめられてる
  R8がたかのこRCFと接触でコースアウト
  SC

30 R8はコースへ復帰

31 マッハ車検はタイヤ無交換
  アップガレージはタイヤ交換をしたが給油の時間を短くできた

34 SC終了 レースリスタート

36 ARTAデンソーがヘアピンの入り口で接触 ARTAはフロントにダメージ

37 ARTAがピットイン フロントから冷却水が漏れているため リタイア

38 88ウラカンがバックストレッチで右リアタイヤバースト ピットイン

39 マッハ車検はガレージへ サスペンショントラブルみたい

42 たかのこRCFはR8との接触でピットスルーペナルティ
  K-tunesがシケイン前でコースアウト ペースが落ちていたマッハ車検をよけたため
   K-tunesはリアウイングを破損

44 K-tuneピットイン ガレージへ

48 300のARTAのボンネットがめくれて、前の300のリアライズ接触

52 88ARTAは冷却水が漏れており、マシンストップ
  レオンがクラッシュ
  3番手争い 300のリアライズBRZが軽く接触したすきにロータスオーバーテイクし3番手へ

  リアライズが10ゲイナーとヘアピンで接触してコースアウト

500 1位モチュール 2位レイブリック 3位au
300 1位11ゲイナー 2位アップガレージ 3位ロータス

 

・感想

ついに待ちに待った瞬間が訪れました!約2年ぶりに#23Motule Outech GT-Rが優勝しました!確認してみたら2年前のGWの富士で優勝したっきりみたいです。正直言って前戦までの富士での結果を見る限り、GTRの今季優勝は厳しいと思っていたので、予選で2番手を獲得した時点で、もしかしていけるかもという感じでした。今回、モチュールGTRは前戦でエンジンが壊れたため、2基目に交換したということでしたが、その効果がでたのでしょうか。松田選手は予選後のインタビューでは同じスペックでとくに変わったところはないとのことでしたが、ここまで速さが変わっており、またエンジンを変えていない他のGTRの感じを見た感じだとエンジン交換の効果があったのではないでしょうか。次の茂木はGTRが苦手なコースというわけではないので、ここからの巻き返しを見たいところです。反対に#8ARTA NSXは残念な結果でした。鈴鹿は得意な印象がありますし前戦の雪辱を晴らすという意味でも優勝争いに絡んでくるかなと思っていたのですが、予選、決勝とあまりいい流れではありませんでした。少しやる気が空回りしてきている印象です。次ことは落ち着いたレースで上位を狙ってほしいところです。

GT300では荒れたレースになっていた印象です。SCのおかげで順位が目まぐるしく変わっていて、気づいたら#11ゲイナーGTRと#56リアライズGTRが1,2体制になっていた印象でした。また、残り数周の時点でも激しいバトルを繰り広げており、特にリアライズGTRのJ.Pオリベイラ選手の巧みなブロックはすごかったです。また、#25HOPPYポルシェはSC中にタイヤ交換・給油を行い、そのあとに再度ピットインし、ドライバー交代を行うという2ピット作戦という奇策を行い、順位を大きく上げていました。結果として、終盤に順位を落としてしまいましたが、作戦としてはうまくはまった作戦だったと思います。今シーズンからSC中にもピットレーンがオープンしてからはノーペナルティでピットインでき、その際はタイヤ交換や給油などドライバー交代以外の作業ができるというルールをうまく使った作戦でした。最後尾スタートからここまで順位を上げたのはすごいと思います。あとは松井選手がリアエンジンのポルシェの運転に慣れていけば来年以降は十分チャンピオンを狙うことができるのではないでしょうか。

次は9月の茂木です。最近は茂木は11月の最終戦で涼しい気候の中で行われていましたが、今年は暑くなりそうな予感がします。いつもと違うもてぎで各チームの勢力図がどうなるか楽しみなところです。また、勢いを取り戻した雰囲気が少しあるGTRがモチュール以外も復調することができるのかも見どころではないでしょうか。