2019年SuperGT第5戦 富士500マイルレース予選
2019年スーパーGT 富士500マイルレースの予選を現地で観戦しました。
今回の予選は気温も路面温度も高く、夏のレースという感じになりました。
予選結果
GT500
2位 #3 CRAFTSPORTS MOTULE GT-R
3位 #19 WedsSport ADVAN LC500
4位 #38 ZENT CERUMO LC500
5位 #36 au TOM'S LC500
GT300
2位 #25 HOPPY 86 MC
3位 #360 RUNUP RIVAUX GT-R
5位 #10 GAINER TANAX triple a GT-R
GT500の結果としては#23 MOTULE AUTECH GT-Rがポールポジションを獲得したのは予想外でした。燃料リストリクターの制限がついていないとしてもウェイトを載せているためきついだろうなとは思っていましたが、ミシュランタイヤの2台が速さを見せてくれました。予選自体はQ2での#17 KEIHINの1コーナーでのクラッシュによる赤旗終了でしたが、しっかり各車のアタックを見ることができたのでいい予選だったと思います。ミシュラン勢は、速さがあるようなので、この調子で決勝も1位、2位を獲得してほしいとは思いますが、4位に#38 ZENTがおり、いくらウェイトハンデと燃リスの制限がついていても富士は圧倒的に速いので要注意だと思います。また、予選でクラッシュしてしまった#17 KEIHINも予選の速さがあったため、修復が間に合い決勝レースを出走できることを期待しています。#23 MOTULE GT-Rについては今季3回目のポール獲得となっています。今季5戦中3戦ポール獲得というのはやはり一発の速さはあるということだとは思います。しかし、それを決勝ペースへつなげられておらず、今期未勝利となっています。チャンピオンシップ争いを考えるとそろそろ優勝しておきたいところではありますので、トラブルなく確実に走り切ってもらえたらと思います。
GT300ではマークXが初ポールポジション獲得となりました。
正直言って#25 HOPPYが終始、速さを見せていたため、またポールを獲得できるかなと期待していたので、少し予想外でした。予選終了後の情報ですが、HOPPYは2回目のアタックの際に1コーナーでブレーキトラブルがありアタックができなかったとのことでした。もし、ブレーキトラブルがなければ連続ポールを獲得できていたかもしれないので残念です。しかし、HOPPYは十分速さもあると思うので、決勝での追い上げと今季初優勝を楽しみにしていたいと思います。やはりHOPPYの一番の敵はマシントラブルだと思うので、それが発生しないことを祈っています。
しかし、今回の予選を見ても思いましたが、GT-R GT3の新モデルは速さが安定しているように感じます。もう少しセッティングを熟成できれば来期以降チャンピオン獲得もできるのではないでしょうか。