こーめいの趣味の話

モータースポーツを観戦しての個人的な感想を書いています。たまに他の趣味の話をすることもあります。

F1 2020 ベルギーGP

F1 2020 ベルギーGPをリアルタイムで観戦しました。次戦のイタリアGPから予選モードの使用が禁止となるため、予選モードを使える最後のGPでした。去年はフェルスタッペンはオープニングラップでクラッシュしてリタイアでしたが、今年はスパフランコルシャンサーキットというPUパワーが大きな要素となるサーキットでメルセデスとどこまで戦うことができるのかが注目ポイントでした。

 

  

・予選

ドライコンディション
気温、路面温度はそこまで上がっていない

次戦のモンツァからは予選モードが禁止となるので、予選モードを使えるのは今回が最後

Q1
ファーストアタック
メルセデスの2台のみが42秒台

セカンドアタック
マグヌッセンがコースアウト クラッシュはせずコースに戻れた模様

アルファロメオの2台もハースの2台、ラティフィが敗退
ルクレールが15番手タイムでギリギリ通過


Q2
ファーストアタック
ハミルトン、ボッタス、フェルスタッペン、ストロール、ペレスがミディアム

トロールとペレスはミディアムではカットラインを越えられず

セカンドアタック
全車ソフトタイヤ

アルファタウリの2台、ラッセル、フェラーリの2台が敗退
メルセデスの2台、フェルスタッペンがミディアムで通過
クビアトがガスリーに予選で前に出たのが今季初


Q3
ファーストアタック
ハミルトンが1人だけ41秒前半のタイム
ボッタスとは.57秒差 セクター2で大きく差がついている
リカルドが3番手タイム 4番手のフェルスタッペンとは.01

セカンドアタック
ハミルトンが41.252のタイムでポール
2番手ボッタスとは0.5秒差
3番手フェルスタッペンとボッタスの差は.01 ERSのパワーが最後の方で足りなかったと無線でいっている

 

・決勝

いまのところはドライコンデション

サインツ、マシントラブルでピットへ ターボトラブルの模様 スタートできず

ガスリーが唯一のハードスタート

3 ルクレールががんがん順位を上げている
  ガスリーも9番手まで順位アップ

11 ジョビナツッィとラッセルがクラッシュ
   ラッセルはジョビナッツィのクラッシュに巻き込まれた形
  SC

12 メルセデスがダブルピット
  フェルスタッペンもピットイン ぎりぎりボッタスを抜けず
  ガスリー、ペレスはピットインせず
  ピットインした中ではアルボンのみがミディアムへ交換

14 SC終了

16 ライコネンベッテルオーバーテイク

17 ガスリーのペースはよさそう
  リカルドもストレートが速くペースがよい

19 ペレスがピットイン
  ルクレールベッテルオーバーテイク 抜く際に軽く接触

21 ガスリーをリカルドがオーバーテイク

24 アルボンがガスリーをオーバーテイク

25 雲が出てきて路面温度が1度さがる

25 ルクレールがピットイン ミディアムへ交換
   ニューマティックの圧が落ちたからピットインした

27 ガスリーがピットイン ミディアムへ交換

31 フェルスタッペンが無線でタイヤでバイブレーションが出てると言っている

32 ガスリーがベッテルオーバーテイク
  ベッテルはブレーキをロックさせてタイヤスモーク

37 ガスリーがクビアトをオーバーテイク ポイント圏内へ

39 メルセデスの2台はさすがにタイヤがきつそう
   バスストップシケインのブレーキングでとまりきれていない

1位ハミルトン 2位ボッタス 3位フェルスタッペン

アルボンは6位でガスリーは8位

フェラーリの2台はポイント圏外

 

・感想

 今回のレースもメルセデスが圧倒的な速さを見せた感じでした。予選でフェルスタッペンとハミルトンのタイム差が0.5秒でボッタスとはほぼ同タイムだったので、決勝レースではボッタスとフェルスタッペンは勝負になるかなと思っていたのですが、そんなことはなかったです。レース後にメルセデスは今回の予選では予選モードを使用していなかったのではという話があったので、予選のタイム差にもなっとくです。

今回、ジョビナツッィとラッセルのクラッシュの際にSCが出て、そこでタイヤ交換し最後まで走り切るという戦略が多かったです。その中でアルボンはミディアムタイヤへ交換し、それで最後まで走り切りました。戦略としては前のルノー勢をオーバーテイクするために、ハードを装着しているルノーとは違うコンパウンドにし、オーバーテイクをしようとしたというのは理解ができます。で、そのあとSCが再度入ることもなく、ピットインするタイミグを失い、そのまま最後まで走り切らざるを得なかったという感じでした。今回アルボンは予選ではフェルスタッペンに近い位置にいたのに、ルノー処理することができなかったことは残念です。で、結局いつもの結果になってしまいました。

フェラーリの2台は本当に苦戦てしている印象です。そもそも予選Q1敗退のピンチをなんとか乗り切ったという感じでしたし、決勝でもアルファロメオライコネンにストレートで抜かれるというのはフェラーリとしては屈辱ではないでしょうか。スパでここまで苦戦していたら、モンツァも苦戦は免れないでしょうか。イタリアGPは無観客開催なのは幸いかもしれないです。

今回、一番輝いていたのはガスリーではないでしょうか。唯一のハードスタートでレースペースも悪くなく、しかもがんがんオーバーテイクを繰り広げていく様はものすごくかっこよかったです。去年は夏休み明けのベルギーGPからレッドブルを降格になり、うまくいかないシーズンを過ごしていましたが、今年は違いました。正直言って、今回の結果だとドライバーオブザデイに選ばれるのは当然ではないでしょうか。

 

次はイタリアGPです。できればフェラーリに復調してもらいたいところですが、それは厳しそうです。レッドブルは今回、スパウェザー対策としてダウンフォースをつけぎみだったということなので、次のモンツァではもう少し戦闘力を見せてくれるのではないでしょうか。また、イタリアGPからは予選モードも使えなくなるため、まずは予選モードなしの状態で各チームのタイム差がどのようになるのか楽しみなところです。まあ、メルセデスは予選モード使わなくなったら決勝ペースがあがりそうですが。