スーパーGT 2018年シーズン振り返り GT300編
GT300の振り返りです。
予選: #25 HOPPY 86 MC:2勝
#88 マネパランボルギーニ:2勝
#65 LEON CVSTOS AMG:1勝
#96 K-tunes RC F:1勝
#96 K-tunes RC F:2勝
#11 GAINER TANAX GT-R:1勝
#18UPGARAGE 86 MC:1勝
#65 LEON CVSTOS AMG:1勝
GT300はGT500と違いどこかのメーカー、どこかのチームが一強だったという感じはあまりしなかった気がします。また、近年強かったMC勢も今年はあまりぱっとしなかったと感じました。
特に#25HOPPY86MCが今季一勝もできなかったというのは意外でした。
#25は去年の鈴鹿1000kmでクラッシュを喫してから下がり調子な気がします。
伝家の宝刀のタイヤ無交換がうまく決まらないことや、もらい事故などでポイントをとれなかったことが多かったと感じるシーズンでした。
また、今シーズンはタイヤ無交換を採るチームが多かったですが、その当たりはずれも大きかった気がします。鈴鹿での#0 初音ミクAMGなどが失敗した例ではないでしょうか。
自分としてはオートポリスが終わった時点で今年のチャンピオンは#55 ARTA M6で決まりかなと思っていました。
#55はシーズン2回ある富士が得意っというのは理由として大きかったと思います。
特にGT300は各チームの戦力が拮抗しているため、影響が大きいと思います。
しかし、#55は富士以外のサーキットでいい結果が残せていなかったのがチャンピオンをとれなかった理由として挙げられると思います。
逆に#65LEONは今季最終戦以外では表彰台に上がっていませんでしたが、コンスタントにポイントを稼いだことがチャンピオンをとれた理由だと考えられます。
それと同じ理由で#31PRIUS aprも2回のリタイアがなければチャンピオンをとれるだけの速さはあったと思います。
また、今シーズンはNSX-GT3とGT-R GT3の新型のデビューイヤーでした。
#34Modulo NSXはシーズン前半はクラッシュなどもあり、あまりいい調子とは言えませんでしたが、後半戦はセッティングの方向性がわかってきたのか調子が上がってきており、SUGOでの3位などもあり、来期はもっと期待できるのではと思います。
GT-R Evolutionモデルについても1回優勝を飾ることができ、またチャンピオン争いに最終戦まで残ることができたというのも、今後の活躍に期待できるポイントだと思います。
来シーズンは新しい車が参入するといううわさも出ており、今期以上に激しいシーズンになるのではないでしょうか。
その中でも自分としてはやはり#25HOPPY86MCに意地を見せてもらいたいという気持ちも強いです。
また、各チームのドライバーラインナップについても変更は必ずあると思います。
特にGT500へステップアップする人も何人かいるとは思うので、ドライバーラインナップがどうなるのかはオフシーズンの間注目しておきたいと思います。