こーめいの趣味の話

モータースポーツを観戦しての個人的な感想を書いています。たまに他の趣味の話をすることもあります。

DTMについて

2020年をもってDTMからアウディが撤退することが発表されました。

理由としてはフォーミュラeに注力するためとのことです。

すでに、アストンマーチンも撤退しており、2021年からはBMWのみの参戦となってしまう状況です。

 

そう思うと19年に富士スピードウェイであったスーパーGTとの特別交流戦は、現地観戦しに行ってよかったと思います。

しかし、参戦しているのが1社のみになってしまった、今後のDTMのことが気がかりです。せっかくClass1規定を作り、これから日本とドイツで一緒にやっていこうという方向に進み始めた矢先にこの状況です。

DTMとしての選択肢としては、①DTM自体が消滅する、②GT3カーでも参戦できるようにする、③何年か休止期間を経て参戦メーカーを探し復活させる、といったところでしょうか。他に、電動化させて新しいシリーズとするというのもあるとは思いますが、現在の状況ですとすぐすぐは無理でしょうし、日本のメーカーがDTMへ参戦するというのも厳しいと思います。逆に、BMWスーパーGTに参戦するというのも可能性としては低い気がします。現状ではBMWとしても日本市場に多額の開発費をかけてまでマーケティングをする必要性が低いのが理由の一つとしてあるのではと自分は思います。

 

このままですと、Class1規定も作った意味がなくなってしまいます。もし、DTMが消滅するというのならば、スーパーGTもClass1規定に固執せず、もう少し開発の自由度を増やしてもいいかもしれないと思います。

 

しかし、新型コロナウィルスの影響で自動車メーカーも厳しい状況に立たされており、正直言って他にもモータースポーツから撤退するメーカーは出るのではと思います。そうならないためにも、早くひと段落してほしいところです。